Longines 9LT オールドロンジン 11945年〜1949年
これが品質が良いといわれるうわさのオールドロンジンか〜ということで中を覗いてみたいと思います。
文字盤はかなりきれいな状態を保っていると思います。
文字盤外しました。秒針のつくところにバネがついていますね。針が動いてしまうのを防いでいるのかな?初めて見ます。
そしてこちらがムーブの顔です。噂どおり、なかなかおしゃれな感じです。
角型ムーブの時計も現在は高級時計でしかお目にかかれませんが、昔はこんな立派なのがあったんですね。
これが良く話に出てくるテンプです。重要そうなパーツの雰囲気ありますよね。
真ん中のヒゲの部分を少しいじるために外しましたのでついでにパーツの説明をしようと思って撮影。
ベンジンを買ってくるの忘れたのでつづく
09/06/26続きスタート
テンプを取った所。アンクルの受けに石が2箇所あります。普通は1つ。
外しました。歯車が入ってます。なんだと思いますか?
これは秒針の付く歯車です。
通常は4番車といって右から2個目の歯車に秒針が付くのですが、文字盤でいう6時方向に秒針を持ってくるためにこの方法をとってます。
裏側でこの針のところをバネで押さえていましたが、たぶんバネで押さえることで歯車の力が片側にかかり過ぎないようにするためと傾き防止ではないかと想像しました。
洗浄して組みました。テンプの振りもマズマズです。時間もたぶん大丈夫。使ってみてどうかです。
ケースも洗ってすっきりです。